未病|血の道症、花見の計画

「未病」一度ぐらいは耳にしたことがあるかもしれません。病気とまでは言えない、もしくは発症前の状態を指す東洋医学の概念です。具体的には冷え体質の方は、手足が冷たく、疲れやすい、胃腸が優れず、顔色が悪い しかし健康診断や検査をしても何処も異常が現れないので病気とは言えません。この様に健康でない症状・状態をイメージすることでお分かりいただけるかと思われます。「未病」は病気でないため治療も必要ありません。健康でない症状・状態が続くと生活面に多くの制限が出てきます。

例えばこれから桜の季節になりますので花見に誘われたとします。
1、約束が出来ない。(風邪をこじらしたら大変とてもとても)
2、予定を立てにくい。(その時気分が悪くなったらどうしよう やっぱし断ろう)
3、行動範囲が狭くなる。(参加してもいいけど遠方にはいきたくない)
4、何をするにも億劫になる。(今調子が悪いから辞めとく)
これって「血の道症」も同じです。

未病は人固有の「自力」を引き出すことで改善できます。※自力って=「血のめぐり」+「自律神経の安定」、
3月4月、季節の変わり目の春には
①冷え体質の方は血行を改善し自力アップ
②血の道症の方は要素が噴出さないように予防

これを図らないと毎年この先辛い季節が訪れます。年度末年始、未病は体質改善して花見を楽しみましょう。

【YouTubeで確認】

血の道専門 加世田の『ちのくすり』|青木流芳院

イメージ:PIXABAY