薬草の集 展示

「昭和の日」にあわせ薬草の集いが開催され「鹿児島のくすり」というかたちで展示を行いました。 島津藩の密貿易は教科書にも書かれ歴史上よく知られるところです。「昆布を売り良質の薬草を仕入れる」その薩摩の藩主島津家は薬草栽培を … Continued

品質管理

品質管理試験 使っている原料・生薬は国産?外国産?と聞かれることがあります。なるほど日本人ならでは厳しい食のイメージ感覚なのでしょう。日本では薬事法という法律の中にGMPという製造と品質の管理基準という項目が定められてい … Continued

発送状況について

平成28年熊本地震におきまして、災害に見舞われました皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。 4月14日に発生した九州熊本地方の地震により、一部地域に配送の遅延が発生しています。 詳細は下記日本郵便のホームページでご確認く … Continued

煎じ薬が基本 ○○湯

  利便性、効き目 どっち? 漢方方剤の基本、○○湯は煎じ薬、○○丸は丸薬、○○散は散薬、本来はそれぞれの命名で服薬する剤型も異なっています。現在はその区分など全く無くなり抽出液を粉、カプセル、アンプルに加工し … Continued

瘀血が原因/血の道

瘀血ノ害毒 瘀血とは鬱血・血行障害など血の巡りの滞りで発生する症状や疾患、として漢方の中によく出てきます。皇漢医学全3巻(昭和二~三年刊行)「瘀血ノ害毒」の項目に「婦人二月経アルハ妊娠豫備的造化ノ妙機ナレドモ:婦人に月経 … Continued

産前産後の神経症/血の道

産後 血の道 江戸時代中期に「産後一切の諸病:万病回春」「産後血の道持ちとて生涯病者なる者・・:牛山活套」”産後血の道”が登場します。この頃から”血の道症”を女性の月経に纏わる病態、精神症状や身体症状と解釈するようになっ … Continued

血(月経)の薬とトウキ

トウキ=当帰 「当帰夫」「当(まさ)に夫に帰るべし」の略字 むかし病弱な花嫁さんがこれを服薬したら元気になり夫のもとに当に喜び帰ることができた、あるいは自分から離れていった夫が帰ってきたという故事からの命名で婦人薬には必 … Continued

更年期障害と血の道

「血の道」という文字は今は全くと言っていいほど目にしなくなりましたがこのように古い医学書の多くが婦人疾患の目次に「更年期障害(碍)と血の道」と列記して解説されています。血(月経)に関連する一切の病態で、月経(前・中・後) … Continued