品質管理試験
使っている原料・生薬は国産?外国産?と聞かれることがあります。なるほど日本人ならでは厳しい食のイメージ感覚なのでしょう。日本では薬事法という法律の中にGMPという製造と品質の管理基準という項目が定められています。医薬品を製造販売するには、製造所をはじめ携わる人、原料 資材など全て決められた基準をクリアできなければ市場に出すことができません。
と言うことで原料・生薬は国産だろうが外国産だろうが基準に満たないものは使用できないので両方を使っています。
生薬は天然物のため国内だけでは賄いきれないものもあります。また世界中で使用量が増えていることで価格も高騰していますが現状では足らないものは輸入してくるしかありません。最近あちこちで日本産を増やす試みがありますが天候の影響も受けやすく時間とコストなどまだまだ解決しなければならない問題がたくさんあります。