【昆布を売って薬草を仕入れる】→坊津に荷揚げ→加世田の「ちのくすり」誕生
昆布街道、海路は北前船、陸路は富山のくすり売り(富山売薬 薩摩組)実に分かりやすい図です。
薩摩は琉球を通じこのように大陸と繋がっていました。良質な薬草を必要とする富山藩、財政再建と外圧(開国)に備えたい薩摩藩の思惑がここから見えてきます。
人・物・情報が行きかった南の玄関口薩摩藩、こののち力を蓄え維新に突き進んでいくことになります。
※昆布街道:昆布ロードと越中
※輸出:昆布・海産物など
※輸入:生糸・砂糖・薬草など
※越中富山の薬売り:配置薬/置き薬
Photo 南日本新聞_2020.2.22