フリーペーパーのトップ一面を使って月経前症候群PMSの特集が組まれていた。デリケートな内容ではあるが専門家からの取材記事とあらば信頼性も高いものだろうと思いながら読んでみた。月経前に発生する心身の何らかの症状で、月経が始まると治まるのが特徴と解説。
血の道とは血(月経)に関連する一切の病態、月経の前に起こる症候群であるから西洋医学に置き換えれば同じである。
月経前症候群PMSが医学史に登場したのは1953年、まだそれ程古くもなくが世界中で普及した西洋医学、一方鎖国政策が敷かれていた江戸時代 日本独自の漢方医学の中で生まれた病名。呼び名の違いでありこの世に女性が存在する限りこの症候群(これも西洋の呼び名)は永遠に続くものであります。
今年1/26「”血の道”広告の今昔」で書きました。あの「四谷怪談」に出てくるお岩は”産後の肥立ちが悪く病がち”の場面が登場します。イライラ、怒りっぽい、情緒不安定、頭痛もち・・・・、すべて月経(生理)に関連する症状を指します。
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