青紫蘇(食用)と赤紫蘇(薬用)

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摘み取った瞬間に爽やかな香りが広がるシソの葉、初夏を感じる日本人にとって身近な香味の一つです。青紫蘇の葉は大葉と呼ばれ刺身のつまやてんぷら、赤紫蘇は梅干しの色付け、茎や実は刺身のつまなどによく使われます。
含まれる成分もほぼ同じで抗酸化作用の強いビタミン類、ポリフェノール、βカロテン、香り成分ぺリルアルデヒドは防腐殺菌効果が強く刺身には必ず添えられています。
では青と赤の違いはアントシアニン色素、シソニンになります。
シソニンは酸に反応し赤く染まる性質から梅干しの色付けに利用するのはこのためです。
日頃何気なく食べているシソですが、成分や作用を知ることで古くから日本の食習慣に溶け込んでいるのもうなずけます。

日本薬局方ソヨウは赤紫蘇
蘇葉(ソヨウ)
紫蘇葉(シソヨウ)

作用:発汗作用(解熱)、胃液分泌の促進作用、胃腸の働きをよくする作用(胃腸炎、消化不良)、気分を爽快にする作用、イライラ感(鎮静)、気管支炎など(鎮咳)頭痛など(鎮痛)ほか
   
蘇葉を含む処方・・神命湯青木家宝湯鎮狂湯

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