鹿児島のくすり発症の素地・交易

 

大変興味深い新聞記事です。私が暮らす南さつま市にも唐仁原という地名があります。「鹿児島は南の玄関口」ある鹿児島県知事が述べた印象深い一言です。その昔、南に開けた地形が大陸との交易を生み、人の行き来が日本に無かった技術や情報をもたらされた事が歴史上示されています。仏教伝来、鑑真和尚(奈良時代 坊津秋目上陸)、キリスト教宣教師、聖フランシスコザビエル(室町時代、坊津上陸)、鉄砲伝来(室町時代 種子島)などなど、日本上陸の第一歩は薩摩・鹿児島です。鑑真和尚は仏教布教として知られるところですがほかに砂糖と薬草を持参して上陸しています。私見ですが医学薬学の上陸第一号です。砂糖と薬草(と生糸) のちの薩摩藩の密貿易と時代は移っていきます。砂糖:ブドウ糖注射液、薬草:漢方薬の原料

関連ブログ

昆布を売って薬草を仕入れる

密貿易 薩摩藩と薬草_2

密貿易 薩摩藩と薬草

ルーツ